「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序」。少し大人になったrebuild。
こないだの「オールスター感謝祭」で、武田鉄也氏が大沢あかねちゃんのことを「蒼井そら」と間違えたのは、もしかして「蒼井優」を思い浮かべていたのではないだろうか、と思うこのごろ。生放送は怖いわねぇ。「優」と「そら」では大違いだ。この手の女優さんに、微妙な芸名をつけるのは今に限ったことではないけれど。

さて、最近見た映画をリストアップしてみます。遠出する気力が湧かないので、すべて近所の映画館で見たものです。
「トランスフォーマー」
「オーシャンズ13」
「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序」
「キサラギ」
「パーフェクト・ストレンジャー」

なんかねー、玉石混交っていうか、紛れもない玉は「キサラギ」だけかもしんない。
基本的に映画は、どんな作品でもありがたく鑑賞するんですが、この中で、つまんねぇー、金と時間を返してちょうだい、と思ったのは「パーフェクト・ストレンジャー」です。しかも「キサラギ」と同じ日に見たという……。「ラスト7分11秒、あなたは絶対騙される」なんてキャッチコピーがついちゃったせいで、大半の人は騙されませんって。脚本のまずさはサスペンスとしては致命的。ああ、やっちゃったね観は、某マンガに近いものがあります。
これから玉に化けるかもしれない、と期待を抱いたのは「ヱヴァンゲリヲン」ですかな。
娘たちは口々に、「何を今更エヴァ? 金儲け?」と、至極まっとうな反応を示していました。
確かにまだエヴァで商売をしたい人たちがいっぱいいるんだろうな、とは思います。でも10年前に手を離れてしまった不良息子が気がかりで、きちんと向き合って問題を解決しなければ、と決意した親の気持ちもわかる気がします。ではどれほどの努力をしているか見てみよう。「Zガンダム」が新作カット切り張り・単なるダイジェストに始終したので懲りたはずなのに。

いやぁ、かなり本気ではありませんか。
新劇場版とTVシリーズを見ている人のみ、ネタバレをどうぞ。






TVと同じ筋立てなのに、なにか違う。映画館で感じた相違点を思いついたまま挙げてみました。

シンジが逃げ出したシーンが全然違う。あっさりと自分から戻っている。
ミサトさんが、ターミナルドグマに幽閉されたリリスを知っていてシンジに見せる。しかもサードインパクトを引き起こすトリガーであることも知っていた。ミサトさんが、前作よりずっと大人になっている。
物語の序盤で、初号機がシンジを庇ったシーンがカットされてる。
冬月さんが「(レイとシンジの出会いについて?)14年越しの壮大な計画だな」と言っていた。こんな科白あったっけ?
なんと言ってもカヲル君が出たこと。キーレ議長と話してる。あそこは月? あそこに置いてあるリリスはなに?
第3新東京のギミックが派手にバージョンアップ。使徒もバージョンアップ。
ヤシマ計画が、まるまるリメイク。
ペンペンの設定が微妙に違う?
回想のような心象風景のような電車のシーンで、碇ユイが「碇シンジ、碇レイ、綾波シンジ、綾波レイ(順番は違うかも)」と呟いている。TV版ではなかった、と思う。
シンジの回想シーンにDATウォークマンがちらっと映る?
シンジが受けている訓練のシミュレーターが、エヴァそのものでなく脳がむき出しのメカだった。
トウジとケンスケが、シンジに対して電話でエールを送っている。
声優さんの使い回しがなくなった(笑)。
当時でも影が薄かった青葉シゲル(cv子安)だが、ますます存在感がなくなった(笑)。
そして衝撃の予告編。

家に帰ってからしばらくしてどうしても気になったので、まず見返すことはなかろうと思っていたTV版DVD(録画)を再生してみました。
ほとんどのシーンに手が入っているんですね。細かいところですが、シンジ君がゴミ出しするシーンで、TVではただのスペースでしたが、映画版ではコンテナになっていました。DATウォークマンのインターフェイスまで描き直されているので、シンジ君のこだわりを現している小道具だということが解ります。下手にiPodみたいなのにしたら興ざめだったかもしれません。
ミサトさんも、最初からかなり真相に近い事実を知っていたということに説得力を持たせるためか、一尉から二佐に二階級昇格していました。たぶん加持さんとの関係も変わりますよね。
全体に「自信がなく居場所もない主人公が悩み時には後ろ向きになりながらも、大人や仲間との関わりの中でで成長していく物語」という、わかりやすい仕立てになっていると思います。
すでにカヲルくんがシンジを知っていたしゼーレの計画も微妙に違ってきそうですが、使徒の番号が違っている(TV版第3使徒サキエルが、第4使徒になっていた。以後、順繰りに変更)のが今後、何かを意味してくるかもしれませんね。私はTV版の、トウジがエヴァのパイロットとして搭乗するエピソードがあまり好きではありませんでした。新映画版ではトウジとの関係がさらりと流されているので、カットされるかなぁ?
エヴァ商法を肯定する気はさらさらないのですが、意外にもおもしろかったので、次回もたぶん見ると思います。
ストーリーの流れが整理されているので、エヴァ初心者でも大丈夫じゃないかな。「使徒ってなに?」という疑問は、TVを見ていた人でもこの時点で誰もが感じていたので無問題。
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by aleisia | 2007-10-04 15:28 | 映画
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