特に、再読した方、映画化に際して一気読みした方へ。
観た映画や読んだ本の感想、メタルギア4(さりげなく)を語りたいところですが、ずーっと気になっていたことがあって、のどに小骨が引っかかっているような状態なのでまずそれを片づけたいと思います。
そうです、当ブログ立ち上げのきっかけであった「20世紀少年」についてです。依然として「20世紀少年」のキーワードでやって来る方が多いのです。

mixiのコミュで、荒らしにならないように気をつけながらやんわり揺さぶってみてもほとんど答えがありません。mixiは若い人の多いコミュニティなので、原作の読み込みもすごく浅いのか、「?」な書き込みが多い。例えば、チョーさんが卒業名簿を繰るシーンがありますが、未だにあの場面で「カツマタ」を見つけたんじゃないか、という意見が根強く何度も提言されます。何においても断言するのは避けたいところですが、その可能性は100パーセントあり得ない、と言い切ってもいいです。話が変わっちゃうじゃないか。もっとちゃんと読んで欲しい。

「20世紀少年」(+「21世紀少年」)には、単純ミスから物語の根幹を揺るがすような誤謬、矛盾がたくさんあります。整合性に欠け辻褄が合わない。しかしなおも「浦沢直樹の最高傑作」という評価もあるわけです。そこが理解できないんですよね。「おもしろければ多少のミスはいいんじゃないの」というスタンスを取るにしても、看過できる範囲を超えていると思うんです。
私はプロとしてはあり得ないミスの多発に作為を感じたのですが、どうもそういうことじゃなかったらしい。
しかも数え切れないミス、矛盾を棚上げしてみても、「おもしろかった」とは言い難い。途中まではすごくおもしろかったんですけどね、肝心の主人公に全く感情移入できなくなってからは(初期においても充分な感情移入はできなかったけど)、作者の迷走が顕著だと思う。それでも頑張れば、終盤においても「傑作」になり得た余地は残してたのに、敢えて捨てて凡作に着地してしまった意味がわかんない。

そこで「20世紀少年」を「おもしろかった、オススメ度満点」と評価する読者さんに質問です。
どこがおもしろかったんでしょうか。
# by aleisia | 2008-06-26 17:58 | 20世紀少年
君は最後の桜を目に焼き付けたのだろうか。
またずいぶんご無沙汰してしまいました。
ある日突然、ネットが遮断されて往生しました。でもまあ、きっとプロバイダ側の障害だろうと、ネットに繋がらない平穏な夜を過ごすことにしました。しかし翌日になってもいっこうに復旧されませんので、ようやくプロバイダに電話してみました。いろいろ設定をやり直した結果、どうやらルーターの故障らしいことが判明しました。……。急いで新しいルーターを買ってきて接続し直し。近くに安売りPCショップがあるので助かります。有線だからそんなに変わらないはずなのに、新しいルーターはきわめていい調子です。今度無線でもやってみよう。今までのは2階どころか、隣の和室にさえも届かなくて使えなかったのですよ。

そして庭の椿にチャドクガの毛虫が大量発生しました。
完全防備で駆除したつもりだったけれどやはり刺されました。全身に湿疹ができてかゆいです。皮膚科で塗り薬と飲み薬を処方してもらいました。

その間、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ザ・マジックアワー」「JUNO」「ナルニア国物語・カスピアン王子の角笛」(←これは一日一回だけになってしまった「最高の人生の見つけ方」を観に行ったら、窓口が激混みでチケット発券が間に合わず仕方なく)を観ました。15分も並ぶなんて、なんでこんなに混んでたんだろう? 「JUNO」はポイントがたまったので、サービスディでない平日に無料で観ました。劇場に一人きりでした。完全貸し切り状態。初めてです。
これらの映画の感想は後ほど。

毎週のように事件や天変地異が起きそれなりに考えることは多いのですが、個人的にはつい昨日行われた死刑執行のニュースに、とうとうこの日が来てしまった、と複雑な思いを抱きました。ほとんどの方は宮崎勤ばかりを注視し、実際報道も彼一色でしたが、他の死刑囚のうちのもう一人、陸田真志(むつだしんじ)についてご存じでしょうか。ご存じの方はもっぱら哲学者・故池田晶子女史との往復書簡集『死と生きる』によってでしょう。私も読みました。本にならなかった最後のやりとりは、国会図書館で読みました。もしかしたら、終盤ふたりの間になんらかの亀裂が生じたのではないか、と推測するものの、壮絶なやりとりは息苦しくもある。
そしてほとんど誰も知らないことですが、「ハザード」という映画の主人公のモデルが彼です(演じたのは若い頃のオダギリジョー氏)。というか、映画の原案そのものは彼がしたためたものです。しかしおそらく、映画の出来は彼の思惑とはかけ離れてしまっているはずです(なんちゅうか、俺ってクール?臭がする、中二病映画です)。私はこの映画に髪の毛一本ぐらい関わっていて、事情の幾分かは知っているのですが、今となっては真相は闇の中です。

私は日本に6%しかいないらしい、死刑制度は廃止した方がいいんじゃないの派です。むろん、無条件にではありませんよ。しかし鳩山法相は、ハイペースで執行命令書にサインしますね。異様なほどです。

# by aleisia | 2008-06-18 23:35 | 日常雑記
「ミスト」と「アフタースクール」。
「実録・連合赤軍あさま山荘への道程」を見逃し、二番館落ちまで待ちましょうと、代わりに近場でレディスディに「ミスト」「アフタースクール」観てきました。一日2本立ては疲れます。ま、この順番でよかったな、と。

二番館というと高井戸シネマには時たま行きます。三番館になるともう、飯田橋ギンレイホールでしょう。もっともギンレイホールにかかる頃にはDVDが発売になってることが多いですけどね。ギンレイホールに行くと帰りにペコちゃん焼きを買ったものです。また会員になるかなー。会費一万円を払うと、一年間観放題です。

「ミスト」は「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」に続く、スティーブン・キング×フランク・ダボランの映画です。いやいや、近年のハリウッドの傾向を如実に表しているかも。こういう映画はまず滅多に観ないのですが、なんだか評判がいいのか悪いのかはっきりしない。できるだけネタバレを避けて事前情報を極力廃して観てきました。

<ミストちょいネタバレ>

究極の絶望エンド。孤立した人々、「敵」の姿がはっきり見えない恐怖など、いわゆる「ジョーズ」なんですけれども、孤立っぷりは「トレマーズ」を彷彿とさせます。スーパーマーケットの攻防は「鳥」。この映画のクリーチャーは恐怖の象徴に過ぎず、次第に常軌を逸していく人々の狂気の方がなんぼも怖い。マーシャ・ゲイ・ハーデンはこういう役を演じると抜群にうまい。思えばキングは、ダークサイドに落ちていく輩の描写に容赦がありませんよね。
既存のディザスター映画なら、脱出した主人公組は生き残るのがお約束でしたし、偶然にももっとも弱い老人や子ども、女性ばかりのチーム(しかしばあちゃんは強かった)構成になったのは皮肉な成り行きにせよ、ほろ苦いハッピーエンドを予感させますが、予想を大きく覆して主人公を残して全滅してしまいます。どんな道を選択しても、死ぬときゃ死ぬし、助かるときは助かる。なんてアイロニー。救いのないエンディングは、今日こんにちのアメリカの混迷を映し出しているようです。



「アフタースクール」は今年二本目の邦画です。まずまず満足。やっぱり映画は脚本が命。単なる推測でしかありませんが、「20世紀少年」は、同工異曲であるにしても、こういう展開を描きたかったんじゃないかな、と思うでありますよ。長編漫画でこれをやったら偉業です。

<アフタースクールちょいネタバレ>

計算しつくされた脚本は見事です。セリフを操るだけでなく、微妙に視点をずらすことで不自然さも解消されています。観客の先入観を逆手にとったキャスティングも新鮮でした。とびきりお人好しの大泉洋、いまいち何を考えているかわからない堺雅人を適所に使い、なおかつ常磐貴子の「父親」に山本圭なんていかにもありそうだもの。
「常盤貴子」の出産シーンで「あれ?」と引っかかったものの、深く考える間もなく話が進んでしまいました。あの場面で、大泉洋の他にもう一人いることで、看護士さんのセリフが自然になりました。よく考えてあります。
てっきり大泉洋は佐々木蔵之介の正体をすぐに察し、いわゆる逆転のドラマかと思いましたが、真相はさらにその上でした。
ただ、一本の映画としてみると、華がないのが惜しい。唯一絵作りがスタイリッシュに決まっていたのが、帰宅した大泉洋を迎えた堺雅人のシーンだったような気がします。
それにしても蔵之介さん、(原作の)「20世紀少年」のフクベエと役が被るよ~。


話は変わり、ずいぶん前に買ったはいいけれど、ほとんどやっていなかったDSテトリスのマラソンに挑戦中です。
Lv20から始めて200ライン消し達成。560000点。エンドレスでは860000点。vs COMはLv4。Lv5には勝てる気がしない。
やっと初心者から脱した気がします。
# by aleisia | 2008-05-31 15:36 | 映画
「20世紀少年」予告編。
劇場版「20世紀少年」。ティザー・トレイラーじゃなくて、やっとまともな予告編を見ることができました。
劇場版「相棒」が、脚本がアレでも動員数がダントツなのは、根強いファンがついているからですよね。コアなファンが前売り券を買い、その売り上げがよく前評判が上がったので一般の観客も興味を持つ。ちなみにうちの娘も友達を引き連れて観に行きました。もちろん、それは丁寧なドラマ作りがファンを獲得してきたからです。
「20世紀少年」の場合は、映画盛り上げ要員であるコアなファンを裏切っちゃいましたよね。「おもしろかった」と絶賛する読者は、積極的に映画館に足を向けないんじゃないかなぁ(偏見ですかねぇ)。それを端的に表しているのが、エキストラの集まり具合だと思うですよ。「20世紀少年」の一般参加エキストラさんの中には、原作を1ページたりとも読んでない人も多かったです。ロケーションの良し悪しも関係するとは思いますし、ドラマと漫画を比べるのは無謀だとは思いますけど、どちらも長年に渡ってファンを牽引してきたことは共通しています。

映画は否応なしにストーリーが進むので、原作通りに細切れにシーンが変わると不慣れな観客はついていけませんから、おそらく映画はまとまったシークエンスで構成されているんじゃないかな、と思います。「メメント」みたいな実験的映画を作るつもりはないでしょう。予告編を見る限りでは、クラス会やドンキーのお通夜等々、いろいろ変わっていますね。ちょっとびっくりです。
回想シーンはどうやらセピア色で表すようです。VAは解像度を落とした荒い絵みたいな感じになるのかな。視覚的な差別化は必要でしょう。とにかくわかりやすくが課題かな。予告編を見る限り、SFサスペンス+昭和ノスタルジーの直球と言ったところでしょうか。下手な小細工をせずに、といって安易な方向に迎合せずに作っていって欲しいと思います。
あと有名人をちょい役でカメオ出演させるのは逆効果だと思いますよね。見ていてあざとさを感じて気がそがれるし、気持ちのいい緊張感がとぎれてしまいます。その分のギャラを、CGに回して欲しいです。

映画はやはりというか、新解釈で行くそうですね。まあそうだろうね。原作通りではあかんやろ。その点に関して、「原作通りにやって欲しい」という声がけっこうあるのが不可解です。当の原作者が、原作通りにはやらない、と言っているんですもん、しょうがないじゃないの。ってか、原作通りに映画化したら収拾つかんわね。
数年前、映画ファンドの説明会に行ったことがありまして、プロデューサーは細かな試算をして提示するわけですよ。きょうびDVDの売り上げも計算に入れてる。でもやっぱり映画館でそこそこヒットさせないと、DVDも売れないよね。ま、第1章は様子見でお客も入るかもしんないけど。
# by aleisia | 2008-05-14 23:45 | 20世紀少年
「相棒」と「ノーカントリー」。イェイツの詩で終わる。
昨日のレディスデーに映画を観てきました。2本。「相棒」と「ノーカントリー」です。すごい組み合わせになっちゃいました。

まず「相棒」。2時間に納めるために、矛盾や説明不足が多々あり正直、映画としての完成度は低いかもしれない。右京さんの頭脳と薫ちゃんの行動力をわかりやすく提示するためだけに存在するシナリオでした。なんと言っても本仮屋ユイカちゃん演じるやよいが不協和音。
でもでも、スクリーンで観られたのはファンとしては嬉しい。準レギュラーもほとんど全員登場シーンがあって小ネタもちゃんと入れてありました。あとエンディングで、訳のわからないタイアップ曲が流れないのは好感度高い。余談になりますが「きみに読む物語」のエンディング後に延々とケミストリーが流れたときにはため息が漏れました。有名人の意味不明なカメオ出演もほとんどなく(寺脇さんつながりで岸谷五朗さんと、マラソンランナーの有森裕子さんぐらい)、フジTVの同じような警察ものムービーよりは私的に好きです。
「相棒」特有の社会派テーマについては、やや空回りしている気がしました。これも説明不足だよね。
「相棒」は2時間SP+前後編で一本のお話を放映したことがあり、映画では駆け足すぎて深みに欠けました。キャラは充分立っているので、もっと緻密な本のお話が観たい。

ところで水谷豊氏ですが、私はデビュー作の「バンパイア」から観ていてます。「傷だらけの天使」のアキラはキュートだったと思うです。長いおつきあいですな。「相棒」の特番でバラエティに出まくっていましたが、こんなお茶目な人だとは思わなかった。

次は「ノーカントリー」。うーむ、コーエン兄弟なのでいろいろ仕掛けはあるんだろうなとは思うんだけど(消えているテレビに映った影とか)、あそこで終わるか普通。最近のアメリカ映画は、少なくとも賞を取るような作品は、後ろ向きな過去の清算みたいなのが多いよね。諦観なのか。それにしてもハビエル・バルデムの異様な存在感はすごかったです。「海を飛ぶ夢」の寝たきりおじさんと同じ人とは思えない。BGMに頼らなくても、緊張感と恐怖を表現できる演出はやはり出色でしょう。クローネンバーグの「ヒストリー・オブ・バイオレンス」より後味が悪くなかったのは救い。
パンフの説明が思い切り間違っているので笑えた。映画ライターには素人以下の読解力の持ち主でもなれるのでしょうかね。

この間読んだのは、綾辻行人『時計館の殺人』。遙か昔、10数年前に読んだことがあり再読です。ですので、読み進めるうちに犯人も動機もトリックもわかってしまいました。はっきり思い出した感覚はないんですけどね。全部わかってしまうと、何も残らない作品でした。ただし、整合のための努力は考えただけでめまいがします。某マンガ家さんも見習うように。
# by aleisia | 2008-05-08 18:10 | 映画
「20世紀少年」エキストラ。
スパコミ、いらして下さった方、ありがとうございました。やっぱジャンル違いなので浮きまくっていました(大汗)。次はコミケだ。スペース取れるといいな。

原作批判派(ただし友好的かつ建設的だと個人的には思っている)なので、エキストラは遠慮していたのですが、映画は何とか失地回復して欲しく思い、近所でロケをやっているのも何かの縁なので、5月1日の撮影に参加してきました。役者さんもメインどころで5人来ていたのでラッキーでしたね。オッチョはかっこよかったし、ヨシツネはそのものでした。
ロケ弁も、他の日に比べれば比較的よかったんじゃないかな。エキストラは、過去に何度かやったことがあります。待ち時間が長いのは当たり前。6時間以上も待たされ、しかもそのシーンは編集でカットされたこともあります(泣)。たった数十秒のシーンのために、集合から解散までまるまる1日(文字通り24時間ですよ、車中一泊です)かかったことがあります。楽ちんなエキストラの方が、けっこう映っていたりしますね。

しかしわざわざ超有名な映画祭の公式Tシャツを着ていったのに、誰も気づいてくれなかったなー。

原作とはだいぶ違った展開になってますな。箝口令が敷かれているので、詳しくは書けませんが。
# by aleisia | 2008-05-06 11:15 | 20世紀少年
タイトルは『20世紀少年たちの奮闘と迷走』。すいません。
GWが始まりました。
以前に告知した通り、スーパーコミックシティにて「20世紀少年」本を出します。
400字詰め原稿用紙に換算して約250枚の分量がありますので、おそらく世界で一番詳しい「感想文・私的解説本」だと思います。タイトルが変でごめんなさい。ブログを単にまとめただけではありません。新しい解釈もしています。

5月4日(日)東京ビッグサイト東ホール・メ3b サークル名はJUNK SHOP


ジャンル選びを間違えまして、周りはパロディサークルだらけ(大汗)。
頒価は原価割れの600円大サービス。オフセットです。

よろしかったらどうぞ。
夏コミも申し込んでます(これはジャンルは創作評論)。おそらく1ジャンルサークルなので、スペース取れると思います。たぶん。付録に映画版「20世紀少年」解説でも付けちゃおう。
# by aleisia | 2008-05-02 19:58 | 20世紀少年
近況報告。
今年になって観た映画。
「スィーニー・トッド」
「潜水服は蝶の夢を見る」
「再会の街で」
「ヴァンテージ・ポイント」
「フィクサー」
「つぐない」
うーむ、あんまり観てないなー。それなりに力作揃いでしたが、中では「再会の街で」がよかったかな。アダム・サンドラーが少し若い頃のボブ・ディランにそっくりでびっくりでした。
今年はまだ邦画を一本も観てません(TVで「アンフェア」観て後悔した)。「相棒」は観るつもり(笑)。というわけで久しぶりに「キネマ旬報」を買いました。水谷豊氏と寺脇康文氏が表紙のやつです。
キネ旬と言えば、毎年年間ベストテンを発表してますが、去年の洋画はベスト10のうち2本しか観ていなくて軽くショックでした。いつもは半分は観ていたのに。近所にシネコンができると遠出が億劫になって、単館映画を観なくなっちゃうからかな。
このベストテンは読者投票もあって、数年前生まれて初めて投票してみました(頑張って映画をたくさん観た年だったので)。そうしたら私のコメントが載ってしまったことがあります。邦画も10本挙げないといけないので、たぶんもう投票葉書は出しません。

読んだ本は『生物と無生物のあいだ』。話題になったわりには、タイトルに偽りありな感じ。内容はすでに知ってることが多く、合間に作者のポエムが入ります(笑)。理系の本としては格段に読みやすいので、入門書としてはいいかも。
ミステリは、綾辻さんと森さんのシリーズ物を交互に読んでます。最近読了したのが森さんの『今はもうない』で、その前が綾辻さんの『人形館の殺人』でした。期せずして、シリーズ物の異端児を読んでしまったわけです。
それぞれの大きな枠組みである仕組みは、もうすぐに解りました。これが解っちゃうと気がそがれるかというと、そんなことはありません。特に『人形館の殺人』は、おそらく故意犯であろう残された謎が、いい感じにスパイシーです。「すべてを明らかにしない」ことで生まれる不安が後からじわじわやってくる効果は、こうやって使うんですよね。ねー。

ところで、謎解きが一番難しいミステリは何でしょうか。文章が難解で晦渋でペダンチックで、という方向はなしで、純粋にミステリとして難しい本を読みたいです。『黒死館殺人事件』『虚無への供物』は既読です。

野暮用で忙しかったのですが、なんとか片づきましたので、まったりブログ再開します。
# by aleisia | 2008-04-24 11:26 | 日常雑記
脳噛探偵ネウロ HAL編 パスワード。
火曜の深夜、カイジとネウロを見ています。
娘たちはカイジはまだしも、ネウロの原作レイプに憤慨しております。まあ、大人の事情もあるのでしょう。わたしは少年ジャンプを読むのを止めて久しいです。全く原作を知りません。

ところでこの前、ヤコちゃんがパスワードを解き明かす、というところで終わりました。
「ジャンプ連載時に、謎を解いちゃった人もいるよね」という娘の言葉に、「じゃ私もやってみよう」と安請け合いをしてしまいました。アニメだけじゃ解き明かすのは無理だと言われたので、単行本を買ってと頼みました。
翌日、ネウロの単行本、HAL編だけ(8~11巻)が、私の前に積まれました(笑)。
パスワード入力シーン直前(前もって10巻の最終章が答え、と聞いておいた)まで2回読んで、なんかやりながら考えること1時間。無理数かなとか、世界の頂点ってことかなとか、ヒトゲノムは関係あるのかとか試行錯誤の末。

ややネタバレ、反転。スラッシュがあらかじめ入力されているので、分数なのはほぼ確実。アルファベットで表される単語をスラッシュで区切る必要性はほとんどない。コンピュータ用語だとパスの区切りだけど、これは違うだろう。パスワードでディレクトリ指定しないもんな。スラッシュもヒントの一部なのだから、という結論。

解りましたよ! 解っちゃった。春川氏に関する書類、ヤコちゃんの友だちがふと漏らしたとてつもない食費。でもテストで赤点取るヤコちゃんがこれを知っていた方が謎だ。

HALの望みは永遠に生きること。命に限りのある春川には叶わない望み。永遠とは一瞬(=春川と関わりのあった人物)の絶え間ない連続だ。と思ったんですけどそれは違ったね。

くだらなくはないね。アニメだけでも、パスワードの文字列を推理するのは可能ですけどね。
あと確かにアニメは駆け足過ぎて、楽しくないかも。ヤコちゃんが苦悩するパートが単行本のほぼ半分なのにアニメでは数分だ。笹塚さんが植物体質なんて、アニメではわかんないし(笑)。ファンは超不満だろう。

悲しいやね、春川さん。

だ○ご三兄弟が妙にツボ(笑)。
# by aleisia | 2008-02-07 15:17 | アニメ
やっと1回目クリア。
「うみねこのなく頃に ep2」一巡目、やっと終わりました。後半は竜騎士さんが暴走した感がありますが、全体的には想定の範囲内でした。ただし、視点が定まらないテキストは、前作よりひどかった。数行でころころ視点が変わるのは止めてください。

ネタバレしていますので、moreからどうぞ。


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# by aleisia | 2008-02-05 15:03 | うみねこのなく頃に
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